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ストレス状態の評価技術

セラピー効果を確認するということは、すなわち、ストレス状態の変化を確認するということ。
一方で、ストレス状態の数値化には、多くの課題があります。

ちょぼたん研究所では、主観評価に基づくストレス状態の評価技術の開発を進めています。
と同時に、評価に必要なデバイスの開発も進めています。

ストレス状態の評価技術に関連する最近の研究テーマを紹介します。

CHOBOTCH: Wrist Watch Type Sphygmograph

 近年、活動量計だけではなく、脈波計も搭載されたスマートウォッチが続々と登場しています。ユーザのストレス状態は時々刻々と変化するため、セラピーロボットもこのようなデバイスと連携し、ユーザの心身が必要とする癒しを与えられるよう、その時々に応じて振る舞いを変化させる必要があると考えています。
 「ちょぼっち」は、セラピーロボットとの連携を視野に入れて開発した、腕時計型脈波計です。現在は主に、後述する脈波に基づくストレス状態の推定手法を検討するためのデータ収集に使用しています。
[関連文献]

Stress State Estimation based on the Pulse Wave Signal

 ストレス状態を示す生体指標として、脈拍間隔を周波数解析して得られる低周波成分LFや高周波成分HFとその比LF/HFが広く利用されています。しかしながら、これらの生体指標の算出には、計算処理能力が低いウェアラブルデバイスには不向きな計算が必要であるという課題があります。
 そこで私達が注目しているのが、左図にある交感神経活動指標CSIと副交感神経活動指標CVIです。一定時間中の脈拍間隔の散布図から算出できるため、高い計算処理能力を必要とせず、また、医学的にストレス状態との関連性が認められています。CSIとCVIだけでもストレス状態の推定はできますが、より心理的ストレス状態との相関を高める研究を進めています。
[関連文献]

  • 林 里奈, 加藤 昇平: ユーザのストレス状態に応じたストレス緩和効果を引き出すセラピーロボットシステムの提案, ロボティクス・メカトロニクス講演会2018, 2018/06/05.

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